ウーバーイーツをはじめよう

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詳解 ウーバーイーツ配達の流れとポイント

細かく配達の流れとポイントをまとめておきます。

オンラインにして配達リクエストを待つ

ウーバーイーツの配達アプリを起動して、[出発]ボタンをタップします。

これでオンラインの状態になり、配達リクエストを待つことになります。

筆者は春の平日17時にデビューしましたが、閑散期でしたので1時間ほど配達リクエストがありませんでした。いきなりの長時間の無音で焦ったことを思い出します。

春と秋の閑散期の場合は11時〜13時、18時〜21時のピークタイム以外はリクエストは少なくなります。

朝や深夜稼働の注意点

朝や深夜は配達員が少ないので、リクエストが入りやすいです。

ただし、この時間帯は配達員が少なすぎて、注文ができない状態(注文アプリのブラックアウト)になり、リクエストが入らない場合があります。

また配達員が少ないため、遠い店のピックも多いので、配達距離は長めになりがちです。このあたりはエリアにもよります。

配達を請けるか拒否をする

配達リクエストが入ると報酬額、合計時間、総距離(ピック+ドロップ)、店名、配達先の住所が表示されます。

一定の秒数以内に請けるか拒否するかを選びます。

拒否をしすぎると配達依頼が入りにくくなるという噂がありましたが、ウーバーイーツ公式から配達員全員にメールがあり、はっきりと否定されています。

関連記事:「リクエストはいくら拒否して干されない、アカウント停止されないという内容のメールが運営からきた

お店に向かう

配達を請けた場合、お店に向かいます。

お店によって注意事項がありますので、事前に確認しておきます。

商業施設の場合、防災センターから入館が必要なお店があります。この場合、受付で手続きをして、従業員向けのエレベーターでお店に向かいます。

チェーン店の場合は、最後の支店名までしっかり確認します

近隣に複数ある場合、間違いやすいです。

筆者は某カフェで間違えて向かい、スタッフの方もあわてて商品を作ってしまったことがあります。

お店間違いは慣れている人ほどミスをしやすいので、注意してください。

配達バッグは持ち込むのが基本だが、実際には持ち込めないケースが多い

配達バッグはお店まで持ち込むのが基本です

ですが、実際は自転車に固定するか、お店の入口付近に置いて、お店に入ることが多いです。

配達バッグは大きいので、店内でお客様の邪魔になってしまう、備品を壊してしまう可能性があるからです。

たとえば、東京都心に関していえば、バッグを持ち込む人はほぼいない/持ち込まない方がいいのが実情です

モスバーガー、しんぱち食堂のようにバッグの持ち込み禁止を注意事項に明言しているチェーン店もあります。

注文番号を伝え、商品を受け取る

スタッフに「ウーバーイーツです」と名乗ります。注文番号を訊かれますので、注文番号を伝えます。

ただしマクドナルドだけは例外です。店内の注文番号が緑表示(呼び出し番号)になるまでは、声をかけず、店内かお店の外で待機します。

お店によっては商品内容の確認や、注文内容の画面を見せてくれというお店があります。

そういうお店の場合、お店のやり方に合わせてください。

配達アプリの[詳細]ボタンをタップして、注文内容を事前に確認しておくと良いです。ドリンクやサイドメニューの入れ忘れ、弁当の個数間違いに気がつく場合があります。

注文番号を伝えた後は、すでに梱包が終わっているお店がほとんどで、受け取るだけです。

商品を受け取ったら、配達バッグに入れて固定します。

筆者の場合、配達バッグの中に2枚のサバイバルシートを使って固定しています。

商品をスムーズに受け取れない場合

残念ながらスムーズに受け取れない場合があります。ただしウーバーの場合、確率は低いですし、そういうお店は決まっています。

この場合、最大待ち時間を決めておきましょう。

ウーバーイーツは10分待つことを推奨しています。

一定時間がすぎたらピック前キャンセル処理をします。

筆者の場合は、お店には催促しません。一定時間が過ぎたら、キャンセル処理をします。去るときはお店の人に「別の配達員を呼びました」と声をかけると丁寧です。

お店側から時間がかかりそう、もしくは調理ができる見込みがないので、キャンセルして欲しいと頼まれる場合もあります。この場合もピック前キャンセル処理をします。

ウーバーイーツの場合、サポートに連絡不要でピック前キャンセル処理ができます

この場合、別の配達員にリクエストがとびます。

ピック前キャンセルは多用しすぎるとウーバーイーツから警告メールが届きます。警告以降も高いキャンセル率が続くとアカウント停止になります。

ピック前キャンセルのやりすぎには注意してください

可能な限りは待って、極端に遅い時のみに使いましょう。

遅いお店やなかなか調理をしてくれないお店は、エリアごとに決まっています。ある程度、経験を積むとルーズな加盟店が分かってきます。こうしたお店はリクエスト段階で拒否すると良いでしょう。

配達開始

[配達を開始する]ボタンをスワイプします。

届け先の住所とピンの位置が表示されます。

注文者が通知をオンにしている場合、この時点で注文者に通知されます。

注意事項の確認

配達開始時点で注文者の注意事項を確認しましょう。

住所不備のパターン

ウーバーイーツで多いのが住所不備です。

一日の配達で30%くらいは何かしらの住所不備案件です。

建物名なし

最初に確認したいのは建物名、マンション名が記載されているかどうかです。

一番多いパターンです。

メッセージで注文者に建物名を教えてもらうように連絡します。

誤配防止、スムーズな配達、一つの住所に複数の建物がある場合がありますので、可能な限り建物名は確認します。

住所で建物名は重要な情報です。

メッセージの返信がこない場合、YAHOO! MAPアプリで、住所を入れて、ピンの位置を長押しして、建物名を確認します。

ここまでやっても、一つの住所に複数の建物がある場合は注文者に電話をします。

電話をするのは最後の手段です

郵便番号マークだけの表示

たまに遭遇するのが以下のような郵便番号のマークしか表れない表示です。

これはピンの位置が違う可能性があります(最近は大丈夫な場合もあります)。

最悪、市役所や区役所にピンの位置が表示される場合があります。

Google Mapsアプリ、Yahoo! MAPアプリに住所を入れて届け先の位置を確認します。

住所入力は音声入力を使うと便利です。

ゼンリン社の地図を使っているYahoo! MAPアプリを推奨します。

住所が一致しない

次の図の赤丸部分の住所が一致しない場合があります。

これはたまにあるパターンです。

これは下の赤丸の住所の位置でピンが刺さってしまいます。

実際は上の赤丸の住所が正しいので、地図アプリに住所を入れて届け先の位置を確認します。

住所自体が間違っている/部屋番号が違っている

一番困るケースです。

筆者の場合、10,000件配達をして10件くらいの確率で遭遇しました。

メッセージで連絡をして、繋がらない場合は電話対応です。

正しい住所があまりにも離れている場合は、サポートに連絡してサポート側でキャンセル処理をしてもらうことも可能です。この場合はサポートキャンセルとなり、キャンセル率に影響がありません。

注文者の場所に着いたら

まず建物名を確認します。

ほぼ同じ建物名が並んでいるケースに注意してください。

受け渡し方法と注意事項を確認しましょう。

ダブル配達の場合、番号の確認をして渡し間違えに注意します。

手渡しでも注意事項に「置き配」と書いてある場合は、置き配にします。

これはケンタッキーのような置き配が選べないお店があるので、注文者が注意事項に書いているパターンです。

配達バッグはお客様のドア近くまで持ち込むのが基本です

ただ、通路・エレベーターが狭い場合は、自転車に置いていきます。

配達完了

[配達済み]ボタンをスワイプして、配達完了です。

配達完了忘れに注意してください

筆者は過去数回やってしまったことがあります。これも最悪アカウント停止になります。

筆者は渡したらすぐに配達完了をしています。

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プロフィール

ウーバーイーツをはじめよう
ウーバーイーツ配達員です。配達件数は20,000件を超えました。

実際に配達をしている立場から、自分の経験を共有するのを目的にブログをはじめました。

Twitter(X)を始めました。よろしくお願いいたします。 @hisa_bicycle2