
パートナーという言葉が意味するもの 「敬意を持って接する」Uber Eatsでもっとも重要なこと
本ブログでは配達員と書いてしまってますが、正式には配達パートナーと呼びます。
図でUber Eatsのステークホルダー(利害関係者)をまとめました。
3層構造になっています。
一番下のレイヤーにUber Eatsプラットフォームがいます。このプラットフォームは絶大な権力を持っています。一方的に配達パートナーなどをアカウント停止(永久停止、一時停止)にすることができますし、ルールを一方的に制定、変更、廃止することができます。
ユーザー、レストランパートナー、配達パートナーは理念上は対等です。
正確にはユーザー・レストランパートナー・配達パートナーと書くべきでしょう。
この三者とUber Eatsプラットフォームの間にサポートセンター(サポートチーム)が入ります。
サポートチームというのも意味があり、サポートはチームで行われるのが特徴です。特定の相談できる担当者はいません。
一番謎なのはUber Eatsプラットフォームです。
Uber Eatsプラットフォームは絶大な権力を持っていますが、固有の顔が見えません。実際に、Uber Eatsの事務的な作業の多くは自動です。
配達完了時間、料金の計算、配車システム、評価システム、支払いなど管理業務のほとんどが自動で行われています。
ユーザー、レストランパートナー、配達パートナーは理念上は対等
今回は一番上のレイヤーの話です。
ユーザー、レストランパートナー、配達パートナーは理念上は対等ですが、実際には
ユーザー>レストランパートナー>配達パートナー
という力関係です。
レストランに着くと横柄な対応されることが多々あります。
レストランに着くと、外で待っててくださいと言われ、雨の日に外で10分以上待たされる。いつ料理ができるか分からないから、キャンセルしてくださいと言われる。2件配達の片方はキャンセルを強要される、などなど。
ユーザーで脅迫に近いメモをアプリの配達に書いてくる人もいます。
商品の破損や他の配達パートナーのキャンセルによる配達遅延も担当した配達パートナーの一方的な悪評価として責任を負わされます。
配達パートナーの立場が一番弱い。
これが現実です。
ただし、理念上は対等であり、敬意を持ってユーザーやレストラン側は配達パートナーに接することを求められます。もちろん、逆に配達パートナーはユーザーやレストランパートナーと敬意を持って接する必要があります。
これはUber Eatsでもっとも重要な要素だと考えています。
ですので、乱暴な言葉遣いで配達員に接するレストランスタッフや逆のケースも禁止なのです。
配達パートナーへの悪評価は慎重に
配達パートナーは筆者もそうですが、評価を頻繁にチェックしています。悪評価が入ると、どの配達かを特定しようとします。
レストランから配達員への悪評価はお店の特定がしやすく慎重に行ってください。理不尽な悪評価はお互いの信頼関係を壊します。
配達パートナーは同じユーザーに何度も配達する可能性はありますが、ユーザーと配達員の関係はレストランより薄いです。ユーザーが配達員を選ぶことができません。
レストランと配達員の関係は何度も接する可能性があります。敬意を持って行動することが重要です。
配達パートナーはレストランの潜在的なお客さんだということを念頭に置いて接してください。
プロフィール
ウーバーイーツ配達員です。配達件数は25,000件を超えました。
実際に配達をしている立場から、書いています。
Xを始めました。寂しい状況です(笑)。お気軽にフォローをお願いいたします。 @h_bicycle2