ウーバーイーツの配達で厄介なのがホテルへの配達です。

スムーズに渡せる確率が低く、タイマー案件になり待つことが多いです。

ホテルへの配達はエリアによっては、毎日遭遇する場合があります。

ホテル配達のポイントをまとめておきます。

ロビーで手渡しが基本

まず知っておきたいのが、商品はロビーで手渡しが基本だということです。

ロビーで待ち合わせしてくれる注文者に出会えれば、ラッキーです。

ところが、注文者によっては部屋まで持ってきて欲しい、部屋の前やフロントに置き配して欲しいと言う方がいます。

多くのホテルは配達員はロビーまでしか入れません。ホテルによってはロビーにすら入れないところもあります。

ホテルに着いたら、フロントに用件を伝えると、多くのホテルは「注文者と直接連絡をとって、ロビーで手渡しして欲しい」と言われます。

基本的にホテル側は事前に注文者から話をきいてなければ、何も協力してくれません。

配達員はメッセージで「配達員は部屋まで入れないため、ロビーで手渡しになりますと」いうメッセージを送り、反応がなければ電話をすることになります。

少数ですが、ホテルによっては、部屋まで行けるところや、内線連絡をしてくれるところもあります。

フロントに預けてくれという注文者

注文者が事前にホテル側に話を通しておけば、商品をフロントに預けることは可能な場合はあります。

事前相談なしで、いきなりフロント預かりはホテル側はまずやってくれません。

この場合は、注文者にメッセージか電話で「フロントでの手渡し」をお願いするしかありません。

メッセージを送信後、タイマーが起動

注文者にメッセージを送ると、12分タイマーが起動します。

12分待機後、手渡せない場合は、配達を完了することができます。

商品は廃棄となります。

タイマー廃棄の場合、サポートへの連絡は不要です。

12分タイマーで完了した案件は配達報酬は入りますが、クエストやポイントはカウントされません。

ホテル案件は請けたくないのが本音

筆者はこれまで25,000件以上の配達をしてきました。

ホテル配達は請けたくないです。

特にピークタイムのホテル配達はやりたくないです。

ロビーやエントランス前でスムーズに待ち合わせしてくれる注文者は2割です。まともな注文者は5人に1人です。

多くのパターンはホテルに到着後、メッセージを送り、注文者がロビーに降りてくるのを待つことになります。

最悪だと、部屋まで行けないホテルなのに、部屋まで持ってこいと要望する人に出会います。

稼ぎ時のピークタイムはこの時間のロス＝売上ロスが痛いです。

待たすのが平気な注文者（お客様意識が強い）は想像以上に多いです。

ウーバーイーツ運営は配達員と注文者の双方に利用ガイドの告知をせよ

筆者自身、ホテル配達は配達をしながら現場で対応方法を学んでいきました。

最初のうちはホテル側に迷惑をかけました。

ウーバーイーツ運営からは何も配達の注意点を教わりませんでした。

今回まとめた内容は、ウーバーイーツ登録後に配布される「配達パートナーガイド」にも書いてありません。

一方、注文者側にも運営から何も注意喚起はありません。

注文アプリ上でホテル配達を選ぶと、「部屋まで配達」や「置き配」が選べてしまいます。

ホテルで注文する場合の注意点を、注文アプリに簡単に注意喚起するだけで全然違います。

ウーバーイーツ運営は、配達員と注文者の双方にホテル配達、ホテル注文の注意を告知するべきです。

最低限の告知すらやっていないのが現状です。