
無音、鳴らない閑散期で、他人のプラットフォームで仕事をすることの脆さを痛感する
4月に入り、週を重ねるごとに鳴らない・無音(配達リクエストが入らない)時間が増えてきました。
春の閑散期の到来です。
閑散期は秋もありますが、春は新人の配達員が増える時期です。
ウーバーイーツ自転車配達員の場合、東京都心で稼働していても、1〜2時間無音を経験する時期です。
自転車配達員はオフピークの時間帯は極端に鳴らなくなります。
ウーバーイーツの場合、他店舗ダブル配達(PPDD)が主流で、長距離案件をバイクに割ります。同時もしくは追加で短距離案件も割り振ります。
結果として、オフピーク時は自転車配達員に案件が回りにくくなります。
ウーバーイーツで最初に経験したのは1時間無音
この時期からウーバーイーツを始めた人は「こんなに稼げないのか!」と驚くとおもいます。
筆者がウーバーイーツで最初に経験したのは配達ではなく、1時間無音だったのを思い出します。
プラットフォームに依存することの脆さ
ウーバーイーツのような他人のプラットフォームで働く仕事は、自分がコントロールできる要素、工夫できる要素は少ないです。
ウーバーイーツの最大のリスクは何年やっても自分のお客さんが作れないことです。
自分の固定客がいれば軌道にのり、閑散期を乗り越えられます。
筆者は今まで23,000件以上の配達をやってきましたが、いまだに閑散期は苦しいです。
逆に売上がいい時は、自分の力ではないことも忘れないようにしたいです。
売上はプラットフォームに依存します。
閑散期は他人のプラットフォームで仕事をすることの脆さを痛感する時期です。
ウーバーイーツは顧客獲得のコストを配達員は負担しません。
すぐに売上を作れます。これはメリットです。
そのかわり、自分の顧客を獲得できない、という自営業としては致命的なデメリットを抱えます。
プロフィール
ウーバーイーツ配達員です。配達件数は25,000件を超えました。
実際に配達をしている立場から、書いています。
Xを始めました。寂しい状況です(笑)。お気軽にフォローをお願いいたします。 @h_bicycle2